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入れ歯を使われている方の不満は、「違和感」「見た目」「噛めない」が代表的です。入れ歯をご自分の歯と同様に使いこなすには、慣れも必要ですが、入れ歯自体の設計や作り方を見直すことで、かなりの不満は解消できます。ここでは保険義歯と、自費で作る義歯をご紹介します。
■スルフォンデンチャー 健康保険で作れる、最もスタンダードな入れ歯 |
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幅広く治療に用いられているスタンダードなタイプの入れ歯です。
厚みがあるので慣れが必要です。
また、飲食をした際に温度を感じ取る事が難しくなりますが、壊れても比較的簡単に修理する事が出来ます。
値段:保険適応 |
■コバルトクロムデンチャー 入れ歯の素材としての歴史や安定性に定評がある |
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薄く、違和感が少ないのが特徴です。
熱いお茶を飲んでも温度がわかるので、思わず喉を火傷しそうになるという心配は少なくなります。入れ歯の歴史としてもコバルトは古くからあり、多くの方が使用されています。
値段:1床 ¥262,500 |
■チタン床デンチャー 薄く、軽く、違和感が少ない、金属アレルギーの方も安心できる |
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薄く、違和感が少なく、コバルトよりも軽いのが特徴です。
主な特性はコバルトと同様ですが、重さがかなり軽いので好まれて使われます。また、チタンは金属アレルギーをおこす心配が極めて少ないので安心してご使用頂けます。
値段:1床 ¥315,000 |
■ゴールドデンチャー 精密な加工が可能な、万能な義歯 |
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床の部分にゴールドを用いた義歯です。
ゴールドは加工精度が極めて高く、お口の中の微妙な凹凸にも精密に合わせることが出来ます。また、熱伝道も良いので、お茶などの温度を感じることができます。
値段:1床 ¥630,000 |
■磁性アタッチメント ガタつく入れ歯を固定する |
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歯の根に磁石を装着し、入れ歯側にも取り付けた入れ歯と合わせて固定させる装置です。
通常のクラスプと呼ばれるバネは、歯を掴んで入れ歯を固定させますが、バネを掴む歯そのものが弱ければ維持させることはできません。磁性アタッチメントは、根が弱くなった歯を入れ歯の固定源にすることが可能です。
値段:症例により異なります。 |
■ノンクラスプデンチャー 入れ歯のバネが見えて不快なへ |
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通常の入れ歯は、バネが丁度笑った時に見える位置にきてしまうので、どうにかならないものかと言われる方が大勢いらっしゃいます。
ノンクラスプデンチャーは、文字通りバネ(クラスプ)を使わずに制作します。審美性が高い入れ歯なので、気になる方はご相談ください。
値段:症例により異なります。 |
■コーヌスプデンチャー 入れ歯のバネが見えて不快な方、噛めないと不満な方 |
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入れ歯の手前側の歯を支えとして、入れ歯を安定させます。
バネが見えないので、審美性に優れて噛む力も安定して発揮されます。ただし、設計には慎重を期す必要があるので、症例によっては適さない場合もあります。
値段:症例により異なります。 |
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